可夜硝子可夜硝子

星詠み猫+星弧紋/切子 納期30日

【分類】 猫切子(可夜硝子の登録商標です) 【個数 】1個 【サイズ】口部φ75mm×H90mm 【納期 】受注制作 入金日から発送まで『@30日』 【技法】砂彫刻(底の猫デザイン)+切子(側面) 【切子柄】星弧紋・・・可夜考案のオリジナル柄。真上から覗いたとき線と線が繋がり星が弧を描くように仕掛けたデザイン。 星詠み猫デザインと星弧紋/切子の相性は抜群。是非ともオススメしたい組み合わせ。 ・星を詠む猫 ---幾星霜もの月光を浴びて、黒猫は不思議な力が宿りつつあった。 もうすぐ、もう直に、異形のものと成るのだろう。 燃え尽きた星屑の残骸の山に黒猫は佇み、何かを見据えていた。 その双眸には山の端にかかる星の軌跡の中心が映っている。 黒猫は何かを呟いたようだが、風に流されて聞き取れなかった。--- ・夕焼け色(瑠璃+オレンジ) 可夜硝子の代表色でもある瑠璃とオレンジのガラス。 夕焼け色のようなオレンジ色はまだ個人の作家がこの特別な色を扱える時代では無かったものでした。粘り強く交渉し続けて数年、ようやく認めて貰った経緯があります。瑠璃オレンジから始まり、国内で先駆けて様々な色の組み合せに挑戦し続けている姿勢こそが可夜硝子の強みでもあると思っています。 ・何故切子を融合させるに至ったのか 私自身はガラスに携わっている事もあり、切子を知っているのでとても好きです。 ですが同年代の周りの人、とくに若い世代の中で切子を持っている人はどれ程いるでしょうか。 名称自体知らない人もいるかもしれません。 2015年から砂彫刻で猫グラスをつくり続けているうちに、猫好きや猫飼いの方から初めて自分用の特別なグラスを買ったというお声を頂く様になりました。 その中で猫に切子を取り入れたらどうだろうとふと思いついたのです。 猫好き、猫飼いの方々が切子の魅力に気付く入り口となれたら良いなと。 そうして完成させたものが『夕焼け猫+七宝紋/切子』です。この作品を写真に収めた時、確かな予感がありました。 丁度夕陽が差し込み、その作品が眩しい位にきらきら輝いていたのです。 ・底に猫がある理由 猫と切子を組み合わせるにあたって、飾るだけでは無く『使って頂きたい』という想いが最初にありました。 側面では無くあえて底に猫を彫り込む事で、使って愉しむという仕掛けをしています。 通常時の底にある夕焼け猫は光が通らず暗くなっています。 しかし、グラスに注いだ飲み物を呑み干した時、光が底部分を透過するので、猫が燦燦と輝きを放ちます。 それは使って(呑んで)頂いて初めて見える景色なのです。

【分類】 猫切子(可夜硝子の登録商標です) 【個数 】1個 【サイズ】口部φ75mm×H90mm 【納期 】受注制作 入金日から発送まで『@30日』 【技法】砂彫刻(底の猫デザイン)+切子(側面) 【切子柄】星弧紋・・・可夜考案のオリジナル柄。真上から覗いたとき線と線が繋がり星が弧を描くように仕掛けたデザイン。 星詠み猫デザインと星弧紋/切子の相性は抜群。是非ともオススメしたい組み合わせ。 ・星を詠む猫 ---幾星霜もの月光を浴びて、黒猫は不思議な力が宿りつつあった。 もうすぐ、もう直に、異形のものと成るのだろう。 燃え尽きた星屑の残骸の山に黒猫は佇み、何かを見据えていた。 その双眸には山の端にかかる星の軌跡の中心が映っている。 黒猫は何かを呟いたようだが、風に流されて聞き取れなかった。--- ・夕焼け色(瑠璃+オレンジ) 可夜硝子の代表色でもある瑠璃とオレンジのガラス。 夕焼け色のようなオレンジ色はまだ個人の作家がこの特別な色を扱える時代では無かったものでした。粘り強く交渉し続けて数年、ようやく認めて貰った経緯があります。瑠璃オレンジから始まり、国内で先駆けて様々な色の組み合せに挑戦し続けている姿勢こそが可夜硝子の強みでもあると思っています。 ・何故切子を融合させるに至ったのか 私自身はガラスに携わっている事もあり、切子を知っているのでとても好きです。 ですが同年代の周りの人、とくに若い世代の中で切子を持っている人はどれ程いるでしょうか。 名称自体知らない人もいるかもしれません。 2015年から砂彫刻で猫グラスをつくり続けているうちに、猫好きや猫飼いの方から初めて自分用の特別なグラスを買ったというお声を頂く様になりました。 その中で猫に切子を取り入れたらどうだろうとふと思いついたのです。 猫好き、猫飼いの方々が切子の魅力に気付く入り口となれたら良いなと。 そうして完成させたものが『夕焼け猫+七宝紋/切子』です。この作品を写真に収めた時、確かな予感がありました。 丁度夕陽が差し込み、その作品が眩しい位にきらきら輝いていたのです。 ・底に猫がある理由 猫と切子を組み合わせるにあたって、飾るだけでは無く『使って頂きたい』という想いが最初にありました。 側面では無くあえて底に猫を彫り込む事で、使って愉しむという仕掛けをしています。 通常時の底にある夕焼け猫は光が通らず暗くなっています。 しかし、グラスに注いだ飲み物を呑み干した時、光が底部分を透過するので、猫が燦燦と輝きを放ちます。 それは使って(呑んで)頂いて初めて見える景色なのです。